7.長岡市郷土史料館
長岡市郷土史料館のご案内
長岡は大河信濃川にはぐぐまれてきた町です。南北朝時代、信濃川河畔の蔵王の地に城が築かれ、古志長尾氏が居城してこの地方を治めましたが、慶長・元和にいたって堀直竒が城地を長岡に移しました。元和4年(1618)に藩主として牧野忠成が赴任し、以来長岡は牧野氏七万四千石の城下町として栄えました。
長岡城は、現在のJR長岡駅付近を本丸とする平城で、「兜城」または「浮島城」と呼ばれていました。
天守閣はありませんが、本丸の角櫓の一つに「御三階」と呼ばれる建物があり、城のシンボルとしてそびえていたものです。しかし、長岡城は戊辰戦争(1868年)で焼失したのち廃城となり、今は昔のおもかげをしのばせるものがありません。
長岡市では、そのような状況にかんがみて、昭和43年4月、この蒼柴の森につつまれた悠久山公園の高台に城をかたどった郷土史料館を建設しました。
貴重な歴史資料や文化財を一堂に集めて展示公開し、郷土長岡の歴史を学ぶ施設として活用しています。
また、天守閣部分の4階からは長岡市街や新潟平野が一望できます。
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